- 2017.11.10
- 温度と湿度のバランス
そろそろ、寒くなり暖房の欠かせない時期になってきましたね。この季節、エアコンはフル回転です。でも、エアコン暖房の設定温度は高いのになんだかあまり暖かく感じない、ということはありませんか?
その原因は空気の乾燥です。
暖房器具でも石油ストーブやガスファンヒータなど、燃焼によって部屋を暖めるものは、石油やガスに含まれる水素が燃えて空気中の酸素と結びつき水となって水蒸気を発するのであまり乾燥しません。一方、通常のエアコンにはこうした水蒸気を発生させるサイクルはありません。
湿度とは大気中に含まれる水蒸気の量(割合)のことで、その量は温度によって変化します。空気は温度が高いほどより多くの水蒸気を含むことができるため夏は蒸し暑く、冬は乾燥するのです。
エアコンで温度だけを上げると、空気が含むことのできる水蒸気の量は増えているのに
水分が供給されず、湿度はさらに下がっていきます。
そもそも人は、温度と湿度のバランスで快適か不快かを感じます。快適な組み合わせは、夏は高温・低湿、冬は低温・多湿とされ、冬だと室温20℃前後で、室内湿度が40~60%程度が快適とされています。体感温度にも湿度が関係し、多湿のほうが暖かく感じられます。
また健康面でも、湿度が40%未満だとインフルエンザウィルスなどの生存率が高くなり、のどや鼻の粘膜も乾燥してウィルスが侵入しやすくなります。そのため、エアコン暖房と加湿器の併用で湿度を保つことが風邪予防などにも有効です。
エアコンも低い温度で運転することにより電気代も節約できます。
今年の冬は、湿度と上手に付き合って生活してみてください。
その原因は空気の乾燥です。
暖房器具でも石油ストーブやガスファンヒータなど、燃焼によって部屋を暖めるものは、石油やガスに含まれる水素が燃えて空気中の酸素と結びつき水となって水蒸気を発するのであまり乾燥しません。一方、通常のエアコンにはこうした水蒸気を発生させるサイクルはありません。
湿度とは大気中に含まれる水蒸気の量(割合)のことで、その量は温度によって変化します。空気は温度が高いほどより多くの水蒸気を含むことができるため夏は蒸し暑く、冬は乾燥するのです。
エアコンで温度だけを上げると、空気が含むことのできる水蒸気の量は増えているのに
水分が供給されず、湿度はさらに下がっていきます。
そもそも人は、温度と湿度のバランスで快適か不快かを感じます。快適な組み合わせは、夏は高温・低湿、冬は低温・多湿とされ、冬だと室温20℃前後で、室内湿度が40~60%程度が快適とされています。体感温度にも湿度が関係し、多湿のほうが暖かく感じられます。
また健康面でも、湿度が40%未満だとインフルエンザウィルスなどの生存率が高くなり、のどや鼻の粘膜も乾燥してウィルスが侵入しやすくなります。そのため、エアコン暖房と加湿器の併用で湿度を保つことが風邪予防などにも有効です。
エアコンも低い温度で運転することにより電気代も節約できます。
今年の冬は、湿度と上手に付き合って生活してみてください。